JRAは9日、エリザベス女王の崩御に伴い、女王陛下の世界の競馬界への多大なる貢献に敬意を表し、今週10、11日の中山、中京競馬場や、トレセンなどの関連施設内で半旗の掲揚を行うと発表した。

後藤正幸理事長は「エリザベス女王陛下の崩御を受け、深い哀悼の意を表します。女王陛下の競馬への情熱と貢献は、競馬に関わる全ての者にとって大きな誇りであり、その名前を冠した競走は世界中で愛されています。女王陛下の来日を記念して創設された我が国のエリザベス女王杯(G1)も、英国の競馬と日本の競馬の深いつながりを表すものとして、日本の競馬ファンに広く親しまれています。心からご冥福をお祈りいたします」とコメントした。

なお、今年のエリザベス女王杯(11月13日=阪神)は「エリザベス女王即位70年記念」の副題を付して実施する予定だったが、副題の付与は取りやめとなった。