秋G1の開幕戦・スプリンターズS(芝1200メートル、10月2日=中山)で最有力視されるメイケイエール(牝4、武英)が24日、栗東坂路で実質的な本追い切りを行った。

馬なりで4ハロン49秒4-12秒9をマーク。坂路では自己最速時計だが、武英師は「速すぎますね」と少し渋い表情を見せた。

快勝したセントウルSから、あまり間隔が空いていない。そのことから、もっと遅い時計を想定されていたが「レースを1度使って動ける状態になっており、全ての面で上向いているから、これだけの時計が出たのでしょう」と、体調がいいが故の猛時計だった。

だが、まったく無理はされておらず「走り終わってすぐ息も入った」とオーバーワークの心配はない。セントウルS以上の仕上がりで参戦してくる可能性は高そうだ。