ダーレー・ジャパンは16日、種牡馬ウィルテイクチャージ(牡12、父アンブライドルズソング)を23年から日本で供用することを公式ホームページで発表した。

同馬は現役時に米国で21戦7勝。13年の米3冠競走を勝つことはできなかったが、トラヴァーズSではケンタッキーダービー馬オーブ、ベルモントS覇者パレスマリスを破って、G1初制覇を果たした。15年から米国で種牡馬入り。JRAではこれまでに5頭の産駒が出走し、4頭が勝ち上がっている。ヘルシャフトは20年伏竜Sを快勝。フランスゴデイナは未勝利、1勝クラスを連勝後、ドバイと米3冠競走に遠征している。

ハリー・スウィーニィ代表は「日本競馬への高い適性を証明している本馬を、アメリカで今年G1勝ち馬を送り出し、一層評価を高めたこのタイミングで導入できたことを大変嬉しく思います。今や母の父としても日本に大きな影響を与える偉大なアンブライドルズソング。その貴重な後継種牡馬として日本で多くの活躍馬を送り出し、成功を収めてくれるものと確信しております」とコメントしている。種付け料は今後発表される予定。