23年度新規騎手のムチ贈呈式が15日、東西トレセンで行われた。6騎手が参加。早ければ3月4日にデビューを迎える。

美浦所属の4騎手のコメントは以下の通り

◆石田拓郎(いしだ・たくろう)騎手 周りの方に応援、信頼されるジョッキーになれるよう頑張ります。勝ちたいレースは凱旋門賞です。まだ日本人、日本の馬が勝てていないのでそこを勝てる騎手になりたいです。目標とする騎手は若手でもしっかり結果を出し、信頼されている菅原明良騎手です。不安と楽しみが半々ですが競馬に乗れるのが楽しみです。

◆小林勝太(こばやし・しょうた)騎手 1頭1頭に合った騎乗を心掛け、結果を出せるジョッキーになりたいです。目標とするレースは日本ダービーです。日本の競馬関係者、誰もが勝ちたいレースですし、そのレースに騎乗してダービージョッキーの名をもらいたいです。目標とするジョッキーは川田将雅騎手です。競馬の考え方や向き合い方など1つ1つのことを大切にされているところを尊敬しています。不安もありますが、トレセンでも調教に騎乗して競馬に乗るのが楽しみだなと感じています。

◆小林美駒(こばやし・みく)騎手 周りの方に信頼、期待され勝てる騎手を目指します。勝ちたいレースはアイビスSDです。私が騎手を目指したきっかけのレースであり、新潟で育ったのでそこで活躍して(地元を)盛り上げたいと思っています。16年にベルカントが勝ったレースが一番印象に残っています。お客さんとの距離が近いですし、スピード感や疾走感に魅力を感じました。目標とする騎手は厩舎の先輩でもある横山武史騎手です。厩舎実習からお世話になり競馬に向かう姿勢やトレーニングに向かう姿勢を尊敬しています。不安も期待もありますが、1頭1頭を思いながら騎乗する中で競馬に乗るのが楽しみな気持ちがあふれてきました。今村先輩の51勝を超えたいです。

◆佐藤翔馬(さとう・しょうま)騎手 騎乗馬の力を発揮し、ベストな騎乗を心がけます。勝ちたいレースはジャパンCです。日本のG1の中でも世界を含めてトップジョッキーが集まるレースですし、そこで競い合ってみたいのが一番の理由です。(世界のジョッキーの中では)A・アッゼニ騎手の騎乗フォームや追っている姿が理想の形です。不安はなく幼い頃から憧れた仕事に就けるのでとにかく楽しみです。早くデビューしたい気持ちです。