府中のステイヤー対決はゴール前でオルフェーヴル産駒2頭の一騎打ちとなり、大外を伸びた2番人気ミクソロジー(牡4、辻野)がインを突いた13番人気ヒュミドールとの争いを制した。勝ちタイムはレコードの3分29秒1。

ウインキートスが逃げる展開。2周目の向正面でモレイラ騎乗のスタッドリーがまくり気味に並び駆け、引き締まった流れになった。直線は外から1番人気シルブロンが先頭をうかがうが、その外から西村淳騎手とミクソロジーが鋭く伸びた。

西村淳騎手は「ゲートの入りで迷惑をかけましたが、いいスタートを決めてくれました。向正面でクリストフ(ルメール)さんの馬が見えたので、それについて行きました。直線でよれるところもありましたけど、これならと。このまま順調にいけば、大きいレースも頑張ってくれると思う」と振り返った。

3着はシルブロン。3番人気スタッドリーは10着に敗れた。

馬連(4)(5)1万8950円、馬単(4)(5)2万6040円、3連複(2)(4)(5)1万7300円、3連単(4)(5)(2)12万1000円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)

◆ミクソロジー ▽父 オルフェーヴル▽母 スターエンジェル(アフリート)▽牡4▽馬主 江馬由将▽調教師 辻野泰之(栗東)▽生産者 タバタファーム(北海道日高町)▽戦績 10戦5勝▽総収得賞金 1億76万8000円▽馬名の由来 mix(混ぜる)とology(~論)の掛合せ