先週は注目馬がファルコンSで1、2着、阪神大賞典で1着、フラワーCで3着と好走しました。

◆高松宮記念 コンピ分析からの注目馬◆

ポイント2、5から (16)グレナディアガーズ、(14)トウシンマカオ、(6)ナランフレグ

ポイント4から (15)ナムラクレア、(5)メイケイエール

以上5頭


3月26日、中京競馬場で春のスプリント王を決める高松宮記念(G1、芝1200メートル)が開催される。


コンピ分析【高松宮記念】

★ポイント(1)指数1位の頭狙いは危険

過去5年、指数1位は2着2回と未勝利。

(左から年、成績=1位の指数 ※着外は4着以下)

18年 着外=90

19年 着外=82

20年 2着=78

21年 2着=81

22年 着外=83


過去10年では…。

13年 1着=90

14年 3着=87

15年 3着=73

16年 2着=75

17年 着外=75

⇒過去5年【0・2・0・3】、過去10年では【1・3・2・4】と成績自体は上々の指数1位。しかし1着に限ると13年のロードカナロア1頭だけ。18年には同じ指数90でレッドファルクスが8着に敗れている。G1で指数1位の優勝回数が最も低いとコンピ業界では有名なのが高松宮記念(17年に昇格した大阪杯、ホープフルSは除く)。今年も頭狙いは危険だろう。


★ポイント(2)リンクにかけろ!

高松宮記念と中山記念のコンピ順位がリンクしている。

(1段目:年 2段目:中山記念の1→2→3着馬の指数順位 3段目:高松宮記念の1→2→3着馬の指数順位 「」の順位がリンク)

18年

中 5位→「4位」→6位

高 「4位」→3位→13位


19年

中 4位→「6位」→1位

高 「6位」→11位→15位


20年

中 「1位」→2位→6位

高 10位→「1位」→7位


21年

中 「1位」→5位→4位

高 3位→「1位」→2位


22年

中 「4位」→2位→3位

高 8位→「4位」→16位


23年

中 6位→5位→8位

高 ?

⇒今年の候補は指数「5位」「6位」「8位」。ちなみにリンクは15年からと比較的最近。今年も継続すれば9年連続となります。


★ポイント(3)高松宮記念で狙いたい枠番は…

高松宮記念は2枠か5枠の馬が馬券になっている。

(1段目:年 2段目以下:着順=2、5枠で馬券になった馬、コンピ順位と指数)

18年

1着=5枠9番ファインニードル 4位59


19年

1着=2枠3番ミスターメロディ 6位54

2着=2枠4番セイウンコウセイ 11位48


20年

3着=2枠3番ダイアトニック 7位54


21年

3着=5枠9番インディチャンプ 2位65


22年

2着=5枠9番ロータスランド 4位58

3着=5枠10番キルロード 16位42

⇒今年も2枠と5枠に入った馬に注目。2、5枠に「指数5、6、8位」(ポイント2参照)が入ったら狙ってみたい。ちなみに14年以降で2枠か5枠の馬が馬券に絡んでいる。


★ポイント(4)1位70台、2位60台だった場合は…

96年以降、指数1位が70台、2位が60台だった場合、必ず1位か2位、または両方が馬券に絡んでいる。

(1段目:年、1位と2位の指数、2段目:結果)

99年 1位=70、2位=69

→2位が2着


02年 1位=75、2位=66

→2位が2着


07年 1位=79、2位=69

→1位が3着、2位が1着


08年 1位=78、2位=69

→1位が3着


10年 1位=72、2位=69

→1位が1着


15年 1位=73、2位=66

→1位が3着


16年 1位=75、2位=68

→1位が2着、2位が1着


20年 1位=78、2位=66

→1位が2着

⇒96年以降、このパターンでは1位か2位のどちらか、または両方が必ず馬券に絡んでいる。軸馬の選定、相手馬のチョイスに使いたい。


★ポイント(5)コンピ指数のオカルト 今年は50台が連対する!

96年以降、指数1、2位が同時に馬券圏外に飛んだ翌年は、指数50台が連対している。

1、2位が馬券圏外の翌年(左から年、連対した指数50台=着順)

98年 53=2着

99年 50=1着

19年 54=1着

20年 51=1着

23年 ?

⇒昨年は指数1位レシステンシアが6着、2位グレナディアガーズが12着と共に馬券圏外。ということで、今年は指数50台が連対するはずです。

※「過去の重賞コンピ」で確認できる96年以降では…96年からG1。11年のみ阪神開催。それ以外は中京芝1200メートル。


※高松宮記念のコンピ注目馬は24日公開予定です。


【コンピ分析・細井厚志】