初のG1制覇を目指したダノンベルーガ(牡4、堀)が2着に惜敗した。道中は後方で追走。直線では前が詰まったが、残り200メートルで外に持ち出されると一気に末脚を発揮。鋭く脚を伸ばしたが、勝ち馬にはわずか届かなかった。

モレイラ騎手は「残念ながら思ったような位置を取れなかった。あとちょっとの幸運が欲しかった。ジャパンC以来だったが、走れる状態だったと思う。まだまだ上昇の余地を残している馬。ちょっと久々というところもあったのかもしれない。3コーナーからスムーズさを欠くところがあった」と振り返った。

デットーリ騎手が鞍上を務めたロードノース(英)はドバイターフ3連覇を達成。初の1800メートルに挑んだセリフォス(牡4、中内田)は5着、昨年3着のヴァンドギャルド(牡7、藤原英)は14着に敗れた。