1番人気のプッシュオン(牡、西村)が差し切った。勝ち時計は1分45秒0。右前脚の落鉄があったが、前残りの馬場で段違いの末脚を発揮した。新装・京都競馬場での自身初勝利を挙げた武豊騎手は「スタートが良くなかったけど落ち着いて走っていたし、最後の脚は抜群。能力は相当ある」と評価していた。

新しくなった競馬場について、54歳のレジェンドは1R前のセレモニーで「すばらしい競馬場にふさわしいレースをして、新しい歴史をつくっていきたいと思います」と宣言。「馬場は最高。2年半も使ってなかったし、造り直したからね。めちゃくちゃいい芝」と絶賛していた。