JRAが育成した2歳馬のセリ、ブリーズアップセールが25日、中山競馬場で開催された。昨年同様オンライン参加者を含めたセール形式で行われ、上場馬79頭のうち78頭が取引された。売買総額は8億2951万円(税込み)で前年比106・5%。最高価格はスルージエアーの21(牡、父マインドユアビスケッツ)とピンクシャンパンの21(牝、父デクラレーションオブウォー)の2頭が2700万円(税抜き)で並んだ。

24日の騎乗供覧で2ハロン22秒3(11秒6-10秒7)の1番時計をマークしたスルージエアーの21を、京都馬主協会会長の大八木信行氏が競り落とした。「時計も馬体も良かったし申し分ないですね。いい馬やなと思います。いい育ち方をしているし注目される馬だと思う」と満足げ。3代母にディープインパクトの母ウインドインハーヘアがいる注目の1頭だった。庄野厩舎に入厩予定。