今週の日曜京都メインは古馬長距離王決定戦、天皇賞・春(G1、芝3200メートル、30日)が行われる。昨年の菊花賞馬アスクビクターモア(牡4、田村)と初コンビを組む横山武史騎手(24=鈴木伸)が共同会見に臨んだ。
以下、一問一答。
-1週前追い切りに騎乗した際の感触は
横山武騎手 厩舎から常歩(なみあし)で乗せていただいて、その時点から背中が柔らかくていいなと感じました。追い切りは想定していたよりちょっと時計が速くなってしまったんですけど、想像以上にパワーもありましたし、改めていい馬だと確認できました。
-柔軟性がある
横山武 走る馬はほとんど柔軟性がみんなあるかなと思います。
-ファーストコンタクトからいい馬だと確認できた
横山武 状態は比べようがないので僕が答える部分ではないですけど、ポテンシャルはなかなかのものだと感じました。
-厩舎側の思いは
横山武 先生も前走があの馬の力じゃないと言っていましたし、スタートのアクシデントが非常に大きくて馬場も非常に特殊だったのと思うので、逆に言えば大きなダメージがなくレースに向かっていけると思います。
-最終追い切りは単走
横山武 高木さんという助手さんがすごくうまく乗ってくださるので、普段から乗り慣れていますし田村先生と高木さんにお任せしています。
-陣営と打ち合わせは
横山武 僕は初めて乗るので僕より高木さんや田村先生の方があの馬のことを知り尽くしていますし、僕は最後のバトンだけ頑張るというつもりで何も言っていないです。
-この馬と初コンビ
横山武 もちろん菊花賞馬ですし、舞台は京都に替わりますけど長距離の大舞台を勝っているというの強みですし楽しみですね。
-京都はリニューアル
横山武 早く乗ってみたいですね。見ると乗るのでは変わると思うので、当日になって乗ってみてイメージが変わるのかなと思います。
-アスクビクターモアの力を発揮するためのポイントは
横山武 前走はスタートがあまりスムーズではなかったので、そこが鍵になると思います。
-有力馬で天皇賞・春に向かう
横山武 僕自身デビューした頃から一番勝ちたいG1はこのレースだったので、すごく楽しみです。
-一番勝ちたい理由は
横山武 距離が長いからです。騎手の腕がよりいっそう問われるからだと思います。
-これまで積み上げたことを証明したい
横山武 まだまだ経験は浅いですけど、素晴らしい馬に間違いはないので、あとは僕自身どれだけ難しい距離、競馬場でこの馬の力を発揮できるかだと思います。
-皐月賞では豪快な差し切り
横山武 以前から本当にいい馬ばかり乗せていただいて、なかなか結果が出せない部分はありましたけど、この前はいい結果が出せたので引き続き頑張りたいと思います。
-ファンへメッセージ
横山武 素晴らしい馬だと思います。またいい結果を出せるように頑張りたいと思います。