ドンフランキー(牡4、斉藤崇)が、プロキオンS(G3、ダート1400メートル、9日=中京)でJRA史上最高体重重賞勝利を目指す。前走の京都競馬場グランドオープン記念を598キロで逃げ切り勝ち。JRA重賞の最高体重勝利は19年マーチSを制したサトノティターンの572キロ。夏の尾張で、巨漢馬の歴史を塗り替えるか。
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ぴかぴかの毛ヅヤに大きく盛り上がった筋肉。ドンフランキーは、サラブレッドにボディビル大会があれば優勝しそうなほどマッチョな体をしている。
前走は強い風が吹く中、パワフルな体を駆使して逃げ切り勝ち。レース後、池添騎手は「風がかなり強くて、タフな競馬になりました」と話しており、強風の中でさらにこの馬のパワーが生きたのだろう。当時の体重は自己最高タイの598キロだった。
昨年4月のアーリントンC(12着)出走時は574キロだった。その後、休養を経るごとにバルクアップ(筋肉増強)し、2走前のコーラルSで598キロに達した。担当の福田助手は「カイバもよく食べるけど、それよりも成長してスケールが大きくなったのだと思う」と語る。今回のレース当日の体重は「600キロにいくかいかないか微妙なところ」と見立てる。
JRA重賞の最高体重勝利馬は19年マーチSのサトノティターンで572キロ。ドンフランキーが、600キロ台で重賞を勝てば、もちろん史上初。多くの大型馬がそうであるように、「おとなしい性格」というドンフランキーが快記録を打ち立てるか。【岡本光男】
◆馬体重メモ JRA最高体重勝利馬は、ショーグンで626キロ(14年京都の4歳上1000万・ダート1800メートル)。G1勝利馬では95年スプリンターズSを制したヒシアケボノが560キロで最も重い。ちなみにJRA最少体重勝利馬は、メロディーレーンの338キロ(19年阪神の1勝クラス)。重賞勝利馬では83年ニュージーランドT4歳Sを制したアップセッターの380キロが最少記録。

