イクイノックス、ソールオリエンスの父キタサンブラックの産駒は、前日の1歳部門で6頭が上場され、3頭が億超えで落札された。当歳部門も注目だ。(価格は税抜き)

1頭目。セリ全体のトップバッターとして登場したファディラーの2023(牡)が、いきなり3億8000万円で落札された。1億円からスタートして、じりじりと上げた。購買者はインターホース。母は英国で2勝を挙げている。

2頭目。アンジュシュエットの2023(牡)は6200万円で落札された。購買者は(株)ノースヒルズ。母はJRA8戦2勝。

3頭目。アメージングムーンの2023(牡)は1億9000万円で落札された。購買者は(株)NICKS。母はローレルゲレイロの半妹で、12年ファンタジーS3着。

4頭目。セルフプリザヴェーションの2023(牝)は3500万円からスタート。5200万円で落札された。購買者は永井商事(株)。母は米ダートG1で2着。

5頭目。ダンダラの2023(牝)は3000万円からスタート。活発に競られて億を超え、1億1000万円で落札された。購買者は藤田晋氏。母は芝1200メートルの英G2勝ち。

6頭目。ジョイニデラの2023(牡)は5000万円で落札された。購買者は(株)ユニオンオーナーズクラブ。母はアルゼンチンG2勝ち馬。

7頭目。シナジーウィスパーの2023(牡)は4300万円で落札された。購買者は寺田千代乃氏。

8頭目。ビーコンターンの2023(牝)は2000万円からスタート。6000万円で落札された。購買者は田畑利彦氏。母は英国産。

9頭目。キラーグレイシスの2023(牡)は、21年ホープフルSなど重賞2勝を挙げるキラーアビリティの半弟。7000万円からスタートし、ぐんぐん上昇して3億2000万円で落札された。購買者はロデオジャパン。

10頭目。コミカルの2023(牡)は2000万円からスタートし、5000万円で落札された。購買者は寺田寿男氏。母はダート1200メートルの米G3勝ち馬。

11頭目。エントロピアの2023(牡)は最初から活発に競られて、1億4500万円で落札された。購買者は(株)ダノックス。母はアルゼンチンのG1勝ち馬。

12頭目。ヴィヴィッドヴィジョンの2023(牝)は3100万円で落札された。購買者は(同)DMM.com。母は米国産。

13頭目。シェイリーン2の2023(牡)は3500万円からスタート。着実に値を上げていき、最後は8200万円で落札された。購買者は了徳寺健二ホールディングス(株)。母はアイルランド産。

14頭目。オーロリンチェの2023(牡)は2000万円からスタート。3400万円で落札された。購買者は小笹芳央氏。母はJRA2勝。

15頭目。この日最後のキタサンブラック産駒となったウォークロニクルの2023(牡)は4000万円からスタート。最後も活発な競りとなり、一気に1億、2億を突破。最後は2億9000万円で落札された。購買者は国本哲秀氏。母の父はウォーエンブレム。