土曜の新潟ジャンプS(J・G3、芝3250メートル、29日)は「二刀流」サペラヴィ(牡6、南田)から目が離せない。

追い切りは江田勇騎手を背に美浦ウッドで5ハロン68秒3-ラスト12秒1をマーク。見守った南田師は「先週よりも動きがいいね。ここは狙ってきたレースだし、しまいのスタミナもある」と好感触だ。

平地3勝クラスの馬が昨夏に同厩舎へ転厩し、新潟で障害転向初戦の未勝利戦を快勝。2走前には平地で好メンバーの早春Sを2着に粘り、前走は新潟の障害オープンで2着に3馬身差の快勝だった。「今はやりの二刀流かな。難しいところもあるのだろうけど、騎手がわかってくれている。ここでどんな競馬をするか」と楽しみは尽きない。