21年の新潟ジャンプS、阪神ジャンプSを連勝し、長期休養していた「ジャンプ界の大物」トゥルボー(牡7、小笠)が3日、ゲート試験に合格し、復帰へ向けて歩み始めている。同馬は21年に重賞を連勝。その後、脚部不安で休養していたが、先月21日に美浦トレセンへ帰厩していた。

一昨年9月から実戦を離れているため、ゲート試験、障害試験をクリアすることがレースへ復帰するための大事な条件になる。石神騎手は「先週ウッドチップコースで15-15をやって、今日はゲート試験に合格できました。これから障害試験の合格を目標にしていくことになります。牧場で一生懸命にケアしていただいて戻ってきましたし、脚もとの様子を見ながら、小笠先生、厩舎スタッフ、また、オーナー(ノースヒルズ)とも相談させていただきながら、やっていきたいと思います」と気を引き締めていた。