3日の園田8R、JRA交流の六甲山特別(ダート1870メートル)は田中学騎手(49)が騎乗したアンパト(牡3、中竹)が差し切って初勝利を挙げた。8頭中6番人気の低評価を覆しての勝利だった。

序盤は出脚がつかずに後方3番手を追走していたが、内ラチ沿いを通って徐々にポジションを挙げると、勝負どころの2周目4角では2番手まで進出していた。最後の直線では外へ持ち出して、逃げた1番人気のメイショウオウカを差し切った。

田中騎手は「(道中は)手応えがなくずっと追っている感じだったが、直線は何とか伸びた。内をロスなく進めたのが良かった」と話した。

なお、河原田菜々騎手(18=渡辺)が騎乗したメイショウニコヒメは4着、今村聖奈騎手(19=寺島)が騎乗したヤマニンソウェイルは7着だった。