日曜新潟メインのレパードS(G3、ダート1800メートル、6日)で抽選突破したリバートゥルー(久保田)に13年ぶり牝馬Vの期待がかかる。前走東京マイルの1勝クラスは脚抜きのいい重馬場だったとはいえ、上がり3ハロン33秒9の鬼脚を披露。差しの決まる流れになれば大外強襲がある。

久保田師は「前々走は普通の競馬で脚を使えず5着。前走は騎手(吉田豊)と相談し、あの子の競馬に徹しよう、と。しっかりためて直線でどれだけ迫れるかと思ったが、すごい脚を発揮してくれた。今回は初のコース形態、距離延長がどう出るかですけど、自分の競馬に徹してくれれば」と話す。2日、ウッドで6ハロン86秒7-13秒1をマーク。時計は目立たないが、馬なりで古馬と併入。

血統的には祖母エロージュが南関東で活躍し、その半弟は10年のジャパンダートダービー覇者マグニフィカ。前走後は芝を走らせるプランもあったが、ダート重賞挑戦を決断した。牝馬の勝利は創設2年目の10年ミラクルレジェンドが最初で最後で、同馬は4角8番手から豪快な差し切りを決めている。その再現を狙う。