2番人気のテリオスベル(牝6、田島)が逃げ切り、昨年の今レース3着からリベンジVを果たした。勝ちタイムは2分8秒5。22年クイーン賞(船橋)以来、2つ目の重賞タイトルを手にした。同レースが14年に牝馬限定に条件変更されて以降、JRA勢は10年連続Vとなった。

気迫のこもった出ムチで先手を主張した。1コーナー手前でハナに立つと、あとは1人旅。1番人気2着パライバトルマリンに4馬身差をつける圧勝だった。江田照騎手は「去年とは違ういい馬場でやれてよかった。タフな馬なのでこういうダートは合う。ずっと騎乗依頼をしてくれているオーナーと、いつも状態良く競馬場に入れてくれる関係者の皆さんに感謝したい」と笑顔いっぱいだった。

◆テリオスベル▽父 キズナ▽母 アーリースプリング(クロフネ)▽牝6▽馬主 鈴木美江子▽調教師 田島俊明(美浦)▽生産者 野坂牧場(北海道新ひだか町)▽戦績 35戦7勝(うち地方11戦2勝)▽総収得賞金 2億148万円(うち地方1億2586万円)▽主な勝ち鞍 22年クイーン賞(Jpn3)