船橋競馬(千葉県競馬組合)は21日、左海誠二調教師が20日午前5時50分、急性心筋梗塞のため逝去したと発表した。48歳だった。

船橋競馬の公式サイトでは「故人の御冥福をお祈り申し上げますとともに、ここに謹んでお知らせいたします」と記し、通夜、告別式の日時も掲示した。

20日には千葉県調教師会がSNSで急死を明らかにしていた。

左海さんは93年4月に船橋競馬所属の騎手としてデビューして、地方通算1万5875戦2176勝、同重賞63勝。JRAでも9勝、重賞3勝の成績を残した名手だった。

昨年11月に騎手を引退し、12月に調教師に転身した。今年5月24日に船橋競馬場に厩舎を開業したばかりだった。7月21日の船橋4R(ニシノサキュバス)で初勝利を挙げ、今後の活躍が期待されていた。調教師としての通算成績は25戦2勝。