夏コクを締めくくる小倉2歳S(G3、芝1200メートル、9月3日)では、6月阪神デビューのミルテンベルク(牡、武英)が小倉2歳王を狙う。

初戦は2番手から持ったまま抜け出して圧勝。しかし、武英師は「2週前に仕上がってしまって(調教を)セーブしつつの競馬。メイチでやっていなかったです」と、決して順調ではなかったと言う。

今回は「全然違います。1週前はえげつなく動きました(19日に坂路1ハロン11秒7)」とすこぶる順調。初戦で3馬身離した2着のドナヴィーナスが次走を快勝し、その存在感は高まるばかりだ。