ディープインパクト産駒最終世代のオーギュストロダン(牡3、A・オブライエン)が地元アイルランドで復活した。好位から見事に差し切り勝ち。127馬身差の最下位に敗れた前走キングジョージ6世&クイーンエリザベスSの悪夢を払拭(ふっしょく)した。

欧州ブックメーカーによる凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月1日=パリロンシャン)の前売りオッズも変動。ウイリアムヒル社では、オーギュストロダンのオッズがキングジョージ大敗後は20倍に下がっていたが、10倍へと再浮上した。

同1番人気は、仏ダービーを制したエースインパクト(牡3、JC・ルジェ)で3・5倍。日本から参戦予定のスルーセブンシーズ(牝5、尾関)は16倍となっている。