トラジロウ(牡、角川)が単勝2・0倍の1番人気に応えて、前走イノセントCに続き重賞V2を決めた。

デビュー2戦目からの連勝を5に伸ばし、高額賞金の新設重賞初代優勝馬としてその名を刻んだ。勝ちタイムはやや重馬場で1分14秒0。道中は好位のインをキープ。2着モノノフブラックが並びかけてきたのを機にギアチェンジ。ラスト1ハロンで先頭に立ち、4馬身差をつける完勝だった。桑村騎手は「動きだしが早くなったが、耐えしのいでくれて、やはり強い。トモの緩さもなくなってきているので、距離が延びても面白いと思います」と今後にも期待していた。