4日のBCクラシックを制したホワイトアバリオ(牡4、父レースデイ)は激闘から一夜明けた5日、サンタアニタ競馬場の厩舎で元気な姿を見せた。

管理するリチャード・ダトロー・ジュニア師は「次走はサウジカップがいいですね」と、来年のサウジカップ(G1、ダート1800メートル、2月24日=キングアブドゥルアジーズ)参戦を明言した。

プランとしては、サウジカップ参戦後はドバイワールドカップ(G1、ダート2000メートル、3月30日=メイダン)に転戦。帰国後は今年と同じく、夏のホイットニーS(サラトガ)からBCクラシック(デルマー)で連覇を狙う予定になっている。ブリーダーズカップ公式ニュースが伝えている。

また、ハイペースで逃げて4着に敗れたアレイビアンナイト(牡3、父アンクルモー)は来年も現役を続行する。ボブ・バファート師は「彼は素晴らしいスピードを持っていて、速く走りすぎました。BCスプリントやBCダートマイルなら勝っていたかもしれないけど、私はBCクラシックが好きだからね。昨日の馬場は厳しかったです。ラストはゆっくり走っていた。彼はまだ若い馬だから成長する。次走についてはまだ決まっていません」とコメントした。