昨年のファルコンS、アーリントンCで続けて2着に好走したタイセイディバイン(牡4、高野)が、8日付で競走馬登録抹消となった。今後は乗馬となる予定(行き先は未定)。

21年夏に小倉でデビュー。初勝利までに5戦を要したが、3歳となった22年の3戦目、ファルコンSでは13番人気で2着に好走。馬連万馬券を演出した。

続くアーリントンCでも7番人気ながら、のちにNHKマイルCを勝つダノンスコーピオンから0秒1差の2着。1分32秒8の好時計で阪神芝マイルを走破し、重賞級の能力を示した。続くNHKマイルCは10着だった。

昨年8月の朱鷺S(リステッド)では頭+鼻差の3着に好走したが、その後に休養し、結果的には最後のレースとなった。

父ルーラーシップ、母ダイワスピリット(母の父ダンスインザダーク、母の母ロンドンブリッジ)。通算成績12戦1勝。付加賞を含む総収得賞金は5282万円。馬名の意味は「冠名+神聖の」。