東京・港区のJRA本部で16日、今月15日に経営委員会で議決された24年度の事業計画(案)と収支予算(案)の説明会が開かれた。国内の発売金収入は3兆2171億9200万円(前年比101%)に設定され、3年連続で3兆円を超えた。発売金予算額の規模としては91年の約3兆1300億と、01年3兆4500億円の間の数字とされる。

22、23年度は大レースでの賞金大幅増額が発表されており、来年度は芝の3歳G3競走の1着賞金一律100万円増が発表された。また、レパードSの1着賞金が4000万円から300万円減額され、ユニコーンSと同じ3700万円となる。

また、出走資格見直しも行われる。これまで3歳(秋以降)および4歳以上の未出走、未勝利馬は中山、東京、京都、阪神の平地競走に出走することができなかったが、原則的にその制限が解除される。