TCK特別区競馬組合は6日、電気系統のトラブルにより取りやめた5日の第14回大井競馬2日目について、9日に代替競馬を実施すると発表した。出走投票のやり直しは行わない。

当日は電話・インターネット発売(SPAT4、楽天競馬)のみとなり、無観客による競馬開催で実施。大井競馬場や専用場外発売所等での発売、払い戻しは行わず、各施設への入場もできない(出走馬主や報道関係者を除く)。当日のレース中継などについては、あらためて発表するとしている。

桑野俊郎大井競馬開催執務委員長は「本年9月8日の開催取りやめを機に、代替競馬の実施に向け運用面やシステム面で検討を重ねてまいりました。大井競馬における代替競馬の実施は平成8年以来27年ぶりとなり、当時と運営状況が大きく異なるなか、競馬の実施については関係者の協力を得て公正かつ安全に開催可能な一方で、各発売施設(大井競馬場や専用場外発売所等)では昨今の人手不足もあいまって万全の体制でお客さまをお迎えすることが困難な状況であり、施設ごとに発売状況が異なることでお客さまの混乱を招く恐れがあること等から、代替競馬の実施にあたっては無観客による競馬開催とし、勝馬投票券の発売は電話・インターネット投票のみとすることといたしました。競馬場での観戦や現金系での勝馬投票券購入を心待ちにされていた方には大変申し訳ございませんが、何とぞご理解賜りますようお願い申し上げます」と。コメントした。