5番人気ドゥラメンテ産駒マルコタージュ(牝、小島)がデビュー戦を飾った。勝ち時計は1分50秒1。鞍上の杉原誠人騎手は今年初勝利。東京芝コース新馬戦での勝利は16年2月7日ラヴィエベール以来、7年11カ月21日ぶりだった。

スタート後は二の脚の速さで先団へ。道中は折り合い良く運び、直線では3番人気ルージュランブルとのたたき合いに。1度は先頭の座を譲ったが、再び盛り返して鼻差退けた。母プロヴィナージュも同じ小島厩舎に所属して4勝を挙げ、G1、重賞でも活躍した。

杉原騎手は「頑張ってくれました。テンションが上がりやすい馬ですが、今日は思ったよりも落ち着いていました。直線では盛り返してくれましたし、馬の力に助けられたなと思います。これからまだ良くなる馬です」と笑顔を見せた。