川島信二騎手(41)が現役最後の騎乗を終えた。

2番人気のミエノソニック(牡3、高橋亮)に騎乗。母ミエノサクシードの主戦として19年ヴィクトリアマイルでも6着に健闘しており、縁ある馬でのラストランとなった。レースでは好位につけたが、3コーナーから失速して12頭立て12着に終わった。

JRAでは25日に阪神で最後の騎乗を終え、引退セレモニーに出席した。「最後の最後まで、レースに集中して乗ることができました。小学生の卒業文集で騎手になりたいと書き、その夢が実現し、23年間やってこられました。本当に幸せです」と思いを口にしていた。

来月からは庄野厩舎で調教助手となる。JRA通算成績は6813戦341勝(重賞5勝)。