JRAでも活躍した元競走馬のクリアザトラックが4日に安楽死処分となったことが分かった。10歳だった。引退後に所属していた「TCC Japan」の公式ホームページで発表された。

ディープインパクト産駒の同馬は活躍馬を多く輩出する母クロウキャニオンの子で、角居厩舎に在籍した現役時代にはG1朝日杯FS(7着)に出走するなど活躍を見せた。現役引退後はTCCセラピーパークのホースシェルターで療養後、馬術競技の才能が開花。昨年には引退競走馬限定の馬術大会で日本一になるなど、第二の馬生を過ごしていた。

同ホームページによると、左前脚のつなぎ部分を粉砕骨折し、緊急手術を行ったものの他の箇所にも骨折が見つかり、安楽死の処置がとられた。