阪神JF3着のコラソンビート(牝3、加藤士)は春のクラシックも見据えての栗東滞在。2月20日に移動してきた当初はイレ込みがきつく、カイ食いも落ちたが少しずつ順応。最終追いは坂路4ハロン51秒7で軽快な走りを見せた。

目立ったのは、ラストの動きだ。ゆったりと楽な手応えで駆け上がり、少し気合をつけられると最後の1ハロンは12秒4。勢いよく加速した。「54、53秒くらいになればいいかなと思っていたけど、馬のリズムを重視で。馬が勝手に動いてくれた。無理せず、気持ちよく走ってくれた」。いい雰囲気が漂っている。