白毛の良血カルパ(牡3、須貝)が7戦目で待望の初勝利を挙げた。勝ち時計は1分25秒7。

道中は中団前方のインで脚をため、直線で外へ出すと鮮やかに抜け出して1番人気に応えた。

川田騎手は「返し馬で良くなっている雰囲気がありましたし、その通りの内容で、ダートでもありましたし、しっかり勝ってくれました」と振り返った。

ブチコの第3子にあたり、ソダシとママコチャの半姉2頭はG1を制している。芝ではなかなか勝ちきれなかったが、ダートへ転向して2戦目で結果を出した。

須貝師は「歓声が上がっていたしファンが多いね。応援してくれてありがたい。まず1つ勝ててよかった」と声を弾ませ「体重(432キロ)が増えなくて、良質な筋肉をつけてきているけど実になってこない。(今後は)ひと息入れて考えます」と見通しを示した。