20日に大井で行われた3歳ダート3冠の前哨戦、京浜盃を7馬身差で圧勝した大井のサントノーレ(牡3、荒山、父エピカリス)が右前肢の膝を骨折したことが21日、分かった。

荒山勝徳調教師が明らかにし、さらに「クラシックは断念です」と話した。現時点で全治は未定だが、優先出走権を獲得した来月24日の羽田盃出走は不可能となった。6月5日の東京ダービーも絶望的で、春は休養して秋の復帰を目指す見込み。

同馬は北海道所属の2歳時に全日本2歳優駿3着。昨年のNARグランプリ2歳最優秀牡馬に選ばれ、大井移籍初戦の雲取賞でも地方馬最先着の3着。京浜盃を制し、今年から始まった3歳ダート3冠の有力候補に名乗りを上げた直後の戦線離脱となった。