競走馬、種牡馬として活躍したリーチザクラウン(牡、父スペシャルウィーク)が29日、けい養先のアロースタッド(北海道新ひだか町)で安楽死の処置が取られたことが分かった。死因は肺水腫。18歳だった。

現役時代は栗東の橋口弘次郎厩舎に所属し、武豊騎手とのコンビで09年のきさらぎ賞を勝ち、同年のダービーは同騎手を背にロジユニヴァースの2着。翌10年のマイラーズCでは安藤勝己騎手が手綱を取り重賞2勝目を挙げた。通算26戦4勝の成績だった。

13年に種牡馬となり、初年度産駒のキョウヘイが日刊スポーツ賞シンザン記念を制覇。クラウンプライドは22年のUAEダービーを制し、ケンタッキーダービー(13着)に挑戦した。