クリストフ・ルメール騎手(44=フランス)が落馬して負傷した。ドバイターフで、米国馬キャットニップ(せん5、M・スティッドハム)に騎乗。直線半ばで転倒して落馬した。

ドバイレーシングクラブの公式X(旧ツイッター)よると、ルメール騎手は落馬後は検査のために病院へ搬送。その後、Xが更新されて肋骨(ろっこつ)と鎖骨を骨折したとしている。

以後に予定していた2レースは乗り替わりとなった。シーマクラシック(G1、芝2410メートル)のスターズオンアース(牝5、高柳瑞)はデットーリ騎手、ワールドC(G1、ダート2000メートル)のデルマソトガケ(牡4、音無)はマーフィー騎手に変更された。

同騎手は桜花賞(G1、芝1600メートル、4月7日=阪神)ではアルテミスSの勝ち馬チェルヴィニア(牝3、木村)、皐月賞(G1、芝2000メートル、4月14日=中山)はホープフルSの覇者レガレイラ(牝3、木村)と有力馬に騎乗予定。戦線離脱となれば、春のG1シリーズに大きな影響が出そうだ。