中山グランドジャンプ(J・G1、芝4250メートル、13日)の最終追い切りが10日、東西トレセンで行われた。

昨年の覇者イロゴトシ(牡7、牧田)は休み明け2戦目で上積みが見込める。この日は坂路を4ハロン59秒9-14秒5で軽く駆け上がった。黒岩騎手は「先週までにしっかりやっているので体を温める程度。前走(スピカS13着)は休んでいた分もあって、動きも物足りないところがあったけど、1回使って締まってきた」とたたいた効果を実感。いい意味でうるささも戻ってきており「仕切り直し。チャレンジャーの気持ちで挑む」と力を込めた。