8月にJRAから兵庫競馬へ復帰した小牧太騎手(56)が6日、大阪市北区の日刊スポーツ新聞大阪本社を訪れ、14日から16日まで園田で行われる「お盆シリーズ」のPRとともに、近年の苦悩や14日からの兵庫“再デビュー”への意気込みを語った。

1日に地方競馬の騎手免許を再取得。14日から20年ぶりに兵庫の騎手として騎乗する小牧騎手は「お盆シリーズなので、お客さんもたくさん盛り上がってもらえたらなと思います。僕は心と体が整って準備は万全です」とアピールした。

1日からすでに園田競馬場で調教に騎乗しており、実戦復帰の時を心待ちにしている。

「かなりずっと前から園田で乗ってきたので、ああ、またここに帰ってこられたなと感じます。それでも朝起きたら、ここ栗東かな? と勘違いすることもありますが(笑い)、今は調教を頑張ろうかなと思って取り組んでいます。後輩の騎手も今は名前を覚えているところですが、和気あいあいとしています」

JRAには04年から20年間、在籍した。ただ、近年は騎乗数が減少していたことから「引退も考えた」と話す。

「園田の時と比べてつながりがなかったし、地方から飛び込んできて“よそ者”という敵対心があったかもしれない。今は気分が違います。家みたいな安心感。地元に帰ってきたら昔からのつながりもあるので、JRAの時よりは、後輩の調教師が乗り馬を回してくれるのではないかなと思っています(笑い)」

16日にはハンデ重賞の摂津盃が行われるが、すでに騎乗依頼も届いている。

「摂津盃は僕が初めて勝った重賞(89年シルバーブリツト)です。(当時の実況アナ)吉田勝彦さんが『小牧は必死だ!』と実況をしている映像を何年か前に見て、思い出しました。結構勝っている重賞(6勝)なので、これも縁かなと思います。精いっぱい頑張ります」と意気込んだ。