愛チャンピオンS(G1、芝2000メートル、9月14日=レパーズタウン)から凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月6日=パリロンシャン)に向かうシンエンペラー(牡3、矢作)が21日、欧州遠征に向けての“実質”国内最終追い切りを行った。坂井騎手を背に芝コース6ハロン77秒0-11秒7で、帯同する僚馬ラファミリア(3歳1勝クラス)に半馬身先着した。

見届けた矢作師は「正直、放牧から帰ってきた時は、いい時を100とすると、30、40というレベルだったので、まだ60くらい。ただ、10月6日(凱旋門賞)まで1カ月半あるし、愛チャンピオンSまで4週間弱あるので、ある程度、状態を上げられるだろうと。愛チャンピオンSまでに8分以上になれば。ここまで順調で、徐々にだけど、状態は上がってきている」と現状を説明した。

今後は24日に栗東トレセンで軽めの調整を行い、26日に関西国際空港から出国する予定。現地に到着後は、フランス・シャンティイの清水裕夫厩舎に滞在する。「あとは、向こうに行ってから。いい環境で調整できると思うし、(欧州の)馬場もダメだとは思っていない。血統は偉大だよ。兄貴(20年不良馬場の凱旋門賞を勝ったソットサス)も、道悪をこなしているから」と師は楽しみにしていた。