自然体で勝利をたぐり寄せる。高知競馬の永森大智(たいち、38=雑賀正光厩舎)は騎乗に向けての心構えを尋ねると、こう応えた。
永森 特にないですね(笑)。堅いウマはほぐしたりするけど、あまり考えないようにしている。
スポーツ歴は剣道。動物好きだったこともあり、中学生の頃に高知競馬を訪れた時に騎手に憧れをもった。競馬学校に入るときから「雑賀先生のところの所属として」、高知競馬に関わっている。騎乗歴は20年を超える。以前との変化をこう話している。
永森 ウマのレベルはデビュー当時に比べて格段に上がった。10頭いれば抜けたウマは1頭だったのが、5、6頭いるイメージ。このウマだけ見ておけば、というのが変わって、馬場とかペースを見ないといけなくなった。
冒頭の「あまり考えない」というのもレースレベルが上がったことによるものだ。
永森 ゲートを出ないと分からないですから。
自身もボートレースを楽しむ。ファンの気持ちが分かる部分もあるが、「自己責任で」と責めることはない。
永森 高知は冬場もナイターで開催している。ウマも騎手もみんながんばっているのでぜひ見てほしい。本場に来てほしいですね。
24年は年間101勝をマーク。1月19日には25年最初の重賞、大高坂賞を制した。自然体を貫く永森が高知競馬を盛り上げる。
今日の高知競馬は重賞黒潮スプリンターズカップ(第5レース、午後6時15分発走)が行われる。永森騎手は(11)アイファーキングズに騎乗予定。

