1番人気ナチュラルライズが6馬身差の圧勝劇を演じ、重賞初制覇を飾った。時計は1分45秒5(良)。2着にリコースパロー、3着にはナイトオブファイアが入り、この地方勢上位2頭は4月29日に行われる3歳ダート3冠の1冠目、羽田盃(Jpn1、1800メートル)の優先出走権を得た。
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前走の全日本2歳優駿は4着と敗れたが、得意の右回りに替わり、ナチュラルライズが本来の実力を証明した。好位のインに構え、直線であっさり抜け出すと独走態勢。横山武史騎手(26)は「ポジションを取りに行った分、かんでしまったけど、よくそこで収まってくれたと思います。最後のはじけ方もとても良かった」と、厩舎の仕上げに感謝しながらパートナーをたたえた。ここに向けて立て直してきたという伊藤圭三師(61)は「右回りの方が数段いい走りができますね。今日は理想的な競馬でした」。3歳ダート3冠路線を視野に、次の戦いへ向かう。【渡辺嘉朗】
◆ナチュラルライズ ▽父 キズナ▽母 レディマドンナ(ディストーティドヒューマー)▽牡3▽馬主 吉岡寛行▽調教師 伊藤圭三(美浦)▽生産者 グランド牧場(北海道新ひだか町)▽戦績 4戦3勝(うち地方2戦1勝)▽総獲得賞金 5774万3000円(うち地方3420万円)▽馬名の由来 自然+冠名
<リコースパロー=2着>御神本訓騎手 返し馬から思った以上に難しかった。ゲートもすごく速くて、スピードを殺すのももったいないなと。向正面でいい感じで抜けて一発あるかなと思った。距離が延びていい方ではないかな。
<ナイトオブファイア=3着>矢野貴騎手 いつもより落ち着きがなかった。ペースも違ったので、道中で持つところがなかったけど、それでも食らいついていい経験の一戦。物覚えがいいので、次に向けて、いい走りはしていたと思う。
<ソルジャーフィルド=4着>川島洋師 休み明けの分、3、4コーナーの反応が悪かった。外に出したい分、後ろに下げたところもあったので、あの戦法で大井の千七でこれだけやれれば、地元に戻れば。
<アメージング=5着>田辺裕騎手 行けないことも想定していたので、ちゅうちょすることなく走ってくれました。切れ味よりはしぶとさ勝負が持ち味。それでもそれなりに伸びてくれたので良かったです。
<ウィルオレオール=6着>石川倭騎手 早めについていく予定だったので、思い通りの競馬はできました。マイルの方がこの馬の良さが出る気がします。

