英国王室主催の「ロイヤルアスコット開催」最終日、日本調教馬の初勝利という歴史的な快挙に挑んだサトノレーヴ(牡6、堀)は惜しくも2着に敗れた。勝ったのはフランス調教馬のラザット(セン4、J・レニエ)。勝ちタイムは1分11秒30だった。

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あと1歩だった。モレイラ騎手を背に大外枠からスタートしたサトノレーヴ。大きく2つに分かれた馬群のスタンド寄りの馬群を手応え良く進み、最後の1ハロンは馬場の真ん中を逃げ粘るラザットとの一騎打ちへ。半馬身差まで詰め寄ったものの、最後までその差は縮まらなかった。3着フローラオブバミューダには3馬身差。日本の高松宮記念覇者として、香港でカーインライジングに迫った世界のトップスプリンターの1頭として、現地ブックメーカーのオッズで単勝1番人気(3・0倍)の評価に恥じない走りを見せたが、惜しくも“日本馬のロイヤルアスコット初勝利”はならなかった。

レース後のモレイラ騎手は「すごい自信を持ってレースに臨みました。状態も良かったけど、今日は相手が悪かった。レース中盤でダメかと思ったが、そこから加速して、ゴールラインまで勝ち馬を追ってくれました。素晴らしいレースをしてくれたけど、ツイてなかったのは、本当に強い馬が1頭いたことです。何も文句はありません。サトノレーヴはベストを尽くしてくれました」と、その走りをたたえた。