全休日明けの火曜、美浦トレセンにはいつものように精力的に調教をつける柴田大知騎手の姿がありました。

コスモフリーゲン(牡5、畠山)とともに13日の七夕賞で挙げた、自身4年7カ月ぶりの重賞制覇は多くのファンの心を揺さぶりました。「ずっと乗せていただいてますし、結果を出さなければならないと思っています」とこのレースに懸ける並々ならぬ強い思いも聞いていましたので、現地取材で感動のシーンに立ち会えたことは今後も忘れられないと思います。検量室に引き揚げてきた際の感極まった表情に「勝ったかどうか分かっていなくて、掲示板を見て分かった時にこみ上げてきましたね」と振り返っていました。

久々の重賞制覇から2夜明け反響をお聞きすると「お祝いのメールはすごかったですね。返すのが大変なくらいで。今日も会う人みんなに『おめでとう、おめでとう』と言ってもらえて」とたくさんの方がこの勝利を喜んでくれていたそうです。当日は、ご家族や現在も親交のある中学時代の塾の先生なども来場されていたそうで、「子どもたちもいる前で勝てて良かったです」と喜んでいました。

「まだまだ強くなると思います。フレッシュですし、伸びしろがあります。この先も楽しみですね」。ここまでパートナーの成長を後押ししてきた鞍上はさらなる高みを見据えます。同馬のスケールの大きさはデビューから3連勝した頃から感じていました。G1、G2などさらなる大舞台での飛躍を期待せずにはいられません。【井上力心】