前哨戦のセプテンバーSで2着に敗れ、出否が未定となっていた英国のカルパナ(牝4、A・ボールディング)は凱旋門賞(G1、芝2400メートル、10月5日=パリロンシャン)に引き続き参戦予定であることがわかった。17日、「アットザレーシズ」電子版が伝えている。

カルパナはディープインパクト産駒の仏ダービー馬スタディオブマンを父に持つ4歳牝馬。昨年の英チャンピオンズ・フィリーズ&メアズSを制し、凱旋門賞の有力候補となっていた。上半期の大一番、キングジョージ6世&クイーンエリザベスSでカランダガンの2着になった後は大手ブックメーカー各社が前売りで1番人気にしていたが、セプテンバーSの敗戦でその座から陥落。動向に注目が集まっている。

オーナーであるジャドモントファームのバリー・マホン氏は「凱旋門賞に向けて、ほぼ順調ですし、アンドリュー(ボールディング調教師)も彼女の状態を喜んでいます」と凱旋門賞に参戦する方針を表明。「ケンプトン(セプテンバーS)はプレップレースでした。アスコット(キングジョージ6世&クイーンエリザベスS)の後に長く休んだので、私たちの想像以上に競馬を走ることが必要だったのかもしれません。(前走の勝ち馬)ジアヴェロットは香港ヴァーズを勝っているので優れた馬です。勝つつもりでしたが、2回馬体をぶつけられ、まだ完調ではなかったので、勝てませんでした。ロンシャン(凱旋門賞)に向けて、私たちは予定通りにきています」と前走の振り返り、その後の馬の様子についてコメントしている。

カルパナのオッズは前走の敗戦で急落しているが、今年の凱旋門賞は“混戦”という前評判。同氏は「(英愛オークス馬)ミニーホークは素晴らしい馬ですが、その他はとてもオープンな(どの馬にもチャンスのある)レースです。世界中からトライアルの勝ち馬が出走し、頭数も多いので、興味深いレースになるでしょう。私たちもそこに加われるようにしたいと思います」と意気込みを伝えている。