JRAの秋のG1シリーズの開幕を告げるのは「電撃の6ハロン戦」、スプリンターズS(G1、芝1200メートル、28日=中山)だ。国内の一流スプリンターに香港のトップホースも参戦し、激戦が予想される。
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スプリンターズS当日の入場人員が最も多かったのは95年で、「10万5678人」だった。その年に勝った馬は「巨漢馬」の代名詞的存在で知られる、ヒシアケボノ。角田晃一騎手(現調教師)を背に560キロの巨体を揺らしながら、先頭でゴールを駆け抜け、1番人気に応えている。
ヒシアケボノは父ウッドマン、母ミステリーズという血統の米国産馬。560キロは現在もスプリンターズS優勝馬の「最高馬体重記録」として残っている。
ヒシアケボノの3歳下の半弟はのちに輸入され、武豊騎手とのコンビで99年アベイドロンシャン賞、00年ジュライCを制したアグネスワールド。兄弟制覇がかかったスプリンターズSは99年、00年と2年連続で2着に敗れている。

