21日の阪神では2歳マイル王を決める朝日杯FS(G1、芝1600メートル)が行われる。重賞ウイナーが4頭と好メンバーがそろうが、中でもリアライズシリウス(牡、手塚久)に注目したい。新馬戦は逃げて7馬身差で圧勝し、ハイレベルなメンバーだった新潟2歳Sも4馬身差であっさり制した。それ以来の実戦だが、中間も順調で、G1でどんなパフォーマンスを披露するのか楽しみだ。
強敵は、同じくデビュー3連勝がかかるアドマイヤクワッズ(牡、友道)。新馬戦、デイリー杯2歳Sともにメンバー最速の上がりを発揮して快勝。前走は2歳のコースレコードもマークした。前走の勝ちっぷりならG1でも即通用だ。
エコロアルバ(牡、田村)も好レース必至。夏に新馬勝ちすると、前走サウジアラビアRCは最後方からごぼう抜きした。切れ味は一級品で、展開次第で差し切りVもある。
福永厩舎のダイヤモンドノット(牡)も差はない。おじにダービー馬マカヒキがいる血統で、前走の京王杯2歳Sは3馬身差の快勝だった。好センスで折り合いに不安がなく、初のマイルも克服できる。
カヴァレリッツォ(牡、吉岡)は逆転を狙う。デビュー戦を5馬身差で圧勝した素質馬で、続くデイリー杯2歳Sは直線で先頭に立ったもののアドマイヤクワッズに頭差惜敗。後続は5馬身離しており、強い2着だった。ここも立ち回り次第になるだろう。
良血馬スペルーチェ(牡、宮田)も面白い。初戦はアドマイヤクワッズに4分の3馬身差されての2着だったが、続く未勝利戦をあっさり快勝した。母レーヴディソールはデビュー3連勝で10年阪神JFを制しており、息子も伸びしろ十分。大舞台での活躍に期待がかかる。
他にも、秋明菊賞を制したタガノアラリア(牡、西園翔)や、デイリー杯2歳S3着のアイガーリー(牡、秋山)など、楽しみな馬がそろう。



