17日の川崎競馬場では2歳のダート王を決める全日本2歳優駿(Jpn1、ダート1600メートル)が行われる。一昨年はBCクラシックを制し、世界一に輝いたフォーエバーヤングが勝利。3年前の覇者デルマソトガケも一昨年のBCクラシックで2着に好走した。「ケンタッキーダービー日本馬選定ポイントシリーズ」の一戦であり、世界につながる大事な競走だ。日刊スポーツでホッカイドウ競馬(道営)本紙担当を務める奥村晶治記者は◎ベストグリーンで勝負する。
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13日の最終追い切り(門別坂路)を取材しました。田中淳師は「ベストグリーンとアヤサンジョウタロ、どちらも自信を持って送り出せます」と期待しています。デビューから無傷の4連勝で、前走は鎌倉記念を快勝。能力は高いですし、ここを勝てば、夢が広がります。
この世代のJRAの競馬を見ていて、個人的に注目していたのはサトノボヤージュでした。オキザリス賞の勝ち方が破格で動向を気にしていましたが、次走でカトレアSを快勝。全日本2歳優駿には出てこなかったので、ここは迷わず、ベストグリーンを推します。
門別で行われたJBC2歳優駿はJRA勢のワンツーでしたが、タマモフリージアは馬場入りを嫌がるそぶりを見せて、かなり精神的に難しいところがありそうな印象です。それでも勝ったので、能力が高い馬だとは思いますが…。2着のフルールドールも牝馬ですが、馬格があって、一目見て、「いい馬だな」と感じました。こちらは初戦で芝を走っているように、芝馬っぽい印象も受けました。
田中淳厩舎の2頭出しのもう1頭になるアヤサンジョウタロですが、JBC2歳優駿の3着はかなり悔しい競馬になりました。最初のコーナー、それから最終コーナーとスムーズな競馬ができず。ゴール前の脚色は素晴らしく、力負けだとは思っていません。川崎の1600メートルは忙しい競馬になる可能性もありますが、一発あっておかしくない馬です。
JRA勢では2戦2勝のパイロマンサーがどのくらいの器なのか、ですが、今年、道営でシーズン最多勝記録を作った田中淳厩舎の2頭が大きな仕事をやってくれると確信しています。ベストグリーンを軸にして、内の4頭が相手だと思います。
◎ベストグリーン
○アヤサンジョウタロ
▲パイロマンサー
☆タマモフリージア
△フルールドール

