5月3日の京都では伝統の長距離G1、天皇賞・春(芝3200メートル)が行われる。昨年のダービー馬クロワデュノール(牡4、斉藤崇)がG1・4勝目を目指す。昨年のジャパンCこそ帰国初戦もあって4着だったが、今年初戦の大阪杯は貫禄の勝ちっぷりでG1・3勝目。3000メートル超の長距離戦は初めてとなるが、父は春の盾連覇のキタサンブラックで、休み明けをたたいた上積みも加味すれば、勢いに乗ってG1連勝だ。
昨年の覇者ヘデントール(牡5、木村)が巻き返しを狙う。一昨年の菊花賞で2着に好走し、ダイヤモンドS、天皇賞・春と連勝。前走の京都記念は長期休養明けと距離不足で8着に敗れたが、使ったことで気配は上向きムード。実績舞台で変わり身を見せる。
強敵はアドマイヤテラ(牡5、友道)。昨年の目黒記念で重賞初Vを決め、前走の阪神大賞典ではレコードVを果たした。一昨年の菊花賞で3着に好走しており、コース替わりも問題なし。充実著しい今なら、大舞台でも上位争いだ。
テラの僚馬スティンガーグラス(牡5)も好レースになる。2走前のアルゼンチン共和国杯で2着に好走し、初の3000メートル超の長距離戦だった前走ダイヤモンドSで重賞初勝利。持ち前のスタミナを生かせればG1でも楽しみはある。
牝馬ホーエリート(牝5、田島)も面白い存在。昨年の目黒記念ではアドマイヤテラの首差2着に健闘し、2走前のステイヤーズSで重賞初勝利。前走ダイヤモンドSは勝負どころであぶみが外れるアクシデントもあって5着だったが、スムーズなら牡馬が相手の長距離G1でもやれる。
他にも、一昨年のジャパンCで首差2着同着だったシンエンペラー(牡5、矢作)や、阪神大賞典2着のアクアヴァーナル(牝5、四位)、大阪杯4着のタガノデュード(牡5、宮)など、好メンバーがそろう。



