現役引退を発表した鷲頭虎太騎手(22)が現役最後のレースに騎乗し、5番人気リピース(牝3、前川)で10着だった。道中2番手を進んだが、4コーナー手前で手応えがなくなった。

レース後には日本騎手クラブ会長の武豊騎手や同期の佐々木大輔騎手、福永祐一調教師、そして家族から花束を贈られた。

8月から福永祐一厩舎で調教助手に転身する。「無事に終わって良かった。最後の最後まで競馬は難しいと思った。学ぶことが多かったけれど、助手目線で、これからの競馬につなげたい」と語った。

最後は騎手仲間から胴上げされ、地元函館で3度宙に舞った。「うれしかったし、これを機に自分の仕事に切り替えられそう」。騎手としては経験できなかったG1レースに、自身で稽古をつけた馬を送り込むことが新たな目標となる。【奥岡幹浩】