先日、ロードバイク愛好者に人気のある霞ケ浦一周(通称かすいち)をE-Bikeでチャレンジしました。一周約135キロの旅を今回は写真ダイジェストでお伝えします!


今回は反時計回りで霞ケ浦一周します


タイムを競う人もいるようだが、僕は寄り道したり、写真を撮りながら一周したいので、朝6時スタート、午後6時ぐらいにゴールできればと思っている。相棒はいつものヤマハYPJ-TC。ルートはほぼ平地なので積載している大容量バッテリーだけで十分だと思うが、風向きなどで予想外に消耗することがあるので、念のため予備バッテリーを1本携帯することにした。


■05:48

スタートは土浦駅の近くにある「霞ケ浦総合公園」とした。オランダ型の風車が目印


■05:57

霞ケ浦総合公園の周辺をE-Bikeをこぎウォーミングアップ、体を温める。今日は風もなく、天気も良さそう。最高のサイクリング日和だ


■06:22

道の左は陸上自衛隊土浦駐屯地。右に霞ケ浦平和記念公園があり、敷地に日本海軍が開発した人間魚雷「回天一型」の実物大模型がされていた


■06:56

道に沿って舟子水路があり、その周りにはユニークな絵が描かれた看板がたくさん立っていた。ほかにタウナギなどの看板もあった


■07:23

「大須賀津湖畔農村公園」展望台からの眺めは素晴らしく、霞ケ浦と筑波山を一望できる。サイクルスタンドも常設


■07:26

霞ケ浦沿いに見つけた「大須賀津水神宮」。湖畔に祀られた小さな鳥居と祠が印象的


■07:53

朝7時を過ぎると徐々にサイクリストの姿を見かけるようになる。ロードバイク、マウンテンバイク、クロスバイク種類はさまざま


■08:33

茨城県名産のひとつがレンコン。霞ケ浦の周辺にはレンコン畑がたくさんあった


■09:19

霞ケ浦は広く雄大だが、その周りの景色も雄大。また田畑が多く、農業の土地としての豊かさも感じた


■09:47

霞ケ浦の南部を走っていると珍しく砂浜を見つけた。遠くに筑波山の山並みが見える


■10:26

東の端、稲敷大橋付近に広がる湿地帯「妙岐の鼻」は、バードウォッチャーの人気スポット。色とりどりの野鳥がやって来る


■11:40

霞ケ浦を一周している「つくば霞ケ浦りんりんロード」には休憩ポイントが点在。備え付けのエアポンプが完備されている場所もある


■13:09

霞ケ浦大橋の近くにある「道の駅たまつくり」で昼ごはんにする。霞ケ浦で獲れたナマズを使った名物バーガー「なめパックン」を食べた


■13:50

アスファルトの路面にペイントされた自転車マークを追って一周をした。全線が自転車専用道路というわけではないが、交通量が少ないので安心して走れる


■14:51

先に見える恋瀬川にかかる「愛郷橋」を越えれば、少しだけ霞ケ浦一周ゴールが見えてくる。同時に、この辺りから膝の痛みがでてくる


■15:01

石岡市のサイクリングロードを工事している区間は迂回路があるので安心。一周全線が開通したら、ぜひまた走ってみたい


■15:10

太陽がずいぶん西に傾いてきた。日が沈むまでに一周できたらと思っていたが、ちょっと難しそうだ


■15:20

霞ケ浦の外側に船が停泊していた。水門をくぐって湖に出るようになっているらしい。一周したがこのスタイルの港は他に見なかった


■15:26

湖沿いの道にはこのような標識も立っているが、あまり気にとめていなかった。土浦まで31.5キロという意味だろうか?


■16:19

最後の休憩ポイントとなったのが「かすみがうら市交流センター」。カフェやレストラン、レンタサイクルもしているので、レンタサイクルで霞ケ浦を周るならここがオススメ


■16:45

空がオレンジ色に染まった。霞ケ浦の遥か東、地平線に富士山が見えたときは感動した


■17:35

土浦駅前を通過、ゴールまであと少し。日が暮れて夜間走行になったが、ヤマハYPJ-TCはバッテリー電源のライトがあるので安心


■17:56

「霞ケ浦総合公園」にゴールイン!!走行距離は134.5キロ、バッテリーの残量は8%だった


感想:想像以上に楽しかったE-Bike(自転車)による霞ケ浦一周。道は安心して走れるし、景色は変化に富んでいる、サイクリストのための休憩ポイントも充実している。また今回は約130キロのロングコースだったが、約100キロのショートコースもあるので自分の体力や時間に合わせて選ぶことができる。自転車で130キロもストレスなく走れる道は、日本ではすごく貴重な存在だと思う。僕は一瞬で霞ケ浦に魅了された。さらに近くには歴史ある潮来や鹿島神宮、筑波山などもある。こんな土地が2021年の都道府県魅力度ランキングが最下位だなんて、信じられない。とにかく魅力満載の霞ケ浦を、茨城県をぜひ1度訪ねてみよう。【藤原かんいち】