野球ファンにとって月曜は特別な日。先週を振り返って、今週に思いをはせる。識者に回顧と展望を聞いた。セ・リーグ編は中西清起氏(64=日刊スポーツ評論家)。なぜ交流戦は「パ高セ低」が続くのか。中西氏は来季はこの構図が変わる可能性があると語った。

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今年も交流戦は見慣れた光景になってしまいましたね。まだ2カードを残しているが、パ・リーグ球団が交流戦の優勝争いをしている。セ・リーグ球団が優勝争いをしたのはいつだっただろう? って思ってしまう。交流戦っていうのはセ・リーグ球団にとっては一人勝ちできるんだけどね。こんなチャンスはない。でもなかなかそういう形にもならないね。

なぜこんなに差が出てしまうのか? やはりDH制は1つの理由だと思う。DH制を採用しているパ・リーグは打力偏重型の野手が出る。投手は投球に専念する。見ていて分かるようにパはパワー系の投手も多い。パワー対パワーだよね。セの野手はなかなかそのパワー系の投手に苦戦する。西武平良や日本ハム伊藤が出てくるとまるで打てない。

そう考えると来季からセ・リーグでもDH制が導入される。もちろん、すでに動いているだろうが編成の部分も大きく変わって来ると思うよ。セにもDH専門のバッターは出てくる。そういう選手が生きる可能性が出てくる。来年の交流戦はどうなるだろうか。ここまで極端な構図というのは変わってくるんじゃないかなと思う。

話を今年の交流戦に戻すと巨人はそれこそ一人勝ちする可能性はある。先週は4勝、2引き分けで負けなしだった。1位阪神、2位ヤクルトに肉薄している。やはり先発、リリーフ陣も安定してきているし、形が出来てきたんじゃないかな。交流戦は中止になった試合を除くとあと2カードだけど、終わってみたら巨人が上がってくる可能性は十分にある。

中日は7日西武戦のけん制に象徴されるようにミスが多すぎる。守備、走塁とやるべきことをやらないとこういうことになる。負けるというか、勝つことができない。DeNAは牧の復帰で雰囲気が変わったという部分はある。セの球団はとにかく交流戦の勝率5割を目指すことが重要だと思う。(日刊スポーツ評論家)

日本ハム伊藤大海(2026年5月撮影)
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【イラスト】26年のセ・パ交流戦日程
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【イラスト】パ・リーグ1週間振り返り6月2~7日
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【イラスト】交流戦の歴代優勝チーム一覧
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