プロ野球番記者コラム

突然ダルビッシュからの紹介 藤浪の驚きと喜び

<とっておきメモ>

5月中旬、藤浪が驚きと喜びで声をはずませていた。

ドライブライン・ベースボールの測定用マーカーを体に取り付け、動作解析を行う阪神藤浪(撮影・前田充)
ドライブライン・ベースボールの測定用マーカーを体に取り付け、動作解析を行う阪神藤浪(撮影・前田充)

「ずっと頻繁に連絡を取り合っていたわけではないんですけど、気にかけてくれていたんだと思うと、本当にうれしいですよね」

その数日前、カブス・ダルビッシュから突然LINEメールが届いたという。

「アメリカで面白いボールがあるよ。もし良かったら試してみて! 自分の使い古しで良かったら日本に送るから」-。

17年オフに米テキサス自主トレを共にした先輩。最先端を行く「ドライブラインベースボール」の練習道具をわざわざ郵送してくれたのだった。

箱を開けると、大小重さがさまざまなボール8球が転がっていた。重さや大きさが分からないままランダムで交互に投げ続けることで、ダルビッシュいわく「ボールにアジャストする。脳みそとか神経系を鍛える感じ」という道具。適切なフォームが身につき、制球力向上にも役立つとされる特殊なボールは、藤浪に「すごく合った」という。

「コントロールが難しいボールなので、最初は鳴尾浜のブルペンでも、とんでもないところに投げてしまったりしましたけどね。今はだいぶまともに投げられるようになりました」

夏場、そう照れ笑いしていた藤浪。先輩がつなげてくれた縁を今も大切にしている。【遊軍=佐井陽介】

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