プロ野球番記者コラム

救援失敗のソフトバンク岩崎 復調への近道は…

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム:CATCH!!>

<ソフトバンク8-12楽天>◇8日◇ペイペイドーム

ソフトバンク対楽天 6回表、3失点の岩崎(撮影・今浪浩三)
ソフトバンク対楽天 6回表、3失点の岩崎(撮影・今浪浩三)

うつむき加減で背番号「17」は一塁側ベンチに引き揚げた。ソフトバンクの4番手でマウンドに上がった岩崎は2四死球をきっかけに3点を失った。2点ビハインドの6回だった。序盤の大量6点を追っての展開から大きく詰め寄りかけていた。ましてや、5回は2年目杉山が何とかしのいで無失点でバトンをつないでくれた。それだけにふがいない気持ちや憤りが渦巻いていたに違いない。

復調アピールはできなかった。開幕後、「勝利のセットアップ」として必勝継投を託された。暗転したのは6月26、27日の西武戦(メットライフ)だった。26日は8回、木村に逆転満塁弾を被弾。続く27日は山川にバックスクリーンへ逆転3ランを浴びた。いずれも2死を取ってからの痛恨弾だった。17年シーズンは72試合に登板し最優秀中継ぎ賞を手にした右腕。2度の右肘手術を乗り越え、完全復活を目指していただけに、焦燥感も募った。150キロ超の直球に、勝負球のフォーク…。マウンドから本当に納得する球は投げられているだろうか…。

岩崎は言った。「もう1つ上に上がるために強くなりたい」。1軍にいる以上、結果を求められる。と同時に自らの本来の投球を取り戻すのは至難の業だろう。1歩下がって自らを見つめ直すのも手かもしれない。メジャー帰りの五十嵐(現ヤクルト)がホークス1年目のシーズン。自らの投球に自信を持てなかったとき、監督室を訪ねて秋山監督(当時)に2軍調整を直訴したことがあった。まだまだシーズンは100試合以上も残っている。【ソフトバンク担当 佐竹英治】

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